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> 『とりあえず試写会を』(巨匠:06/01/19)
【カテゴリー:巨匠との会話】 (2006/01/19) Twitterでつぶやく

kyo2.jpg

巨匠 top page

maki abramovic(以下M):正月は何してたんですか。
巨匠(以下巨):正月は一陽来福のお札を貼らないといけなかったから、家に。
M:何ライフクでしたっけ?
巨:一陽来福。あれね、十二時になる瞬間に貼らないといけない。だから、ナイナイ観ながら、十二時ちょうどに。
M:毎年やってるんですか。
巨:今年初めて。
M:あたかも、恒例行事のような言いぶりでしたよ。
巨:はは。それが、ちょうど早稲田の穴八幡なのよ。近いからいいし。その穴八幡ってのは経済の神様っぽくて、お金の神様なんやって。
M:今日は何してたんです。
巨:今日はオヤジが来てて。出張で。うちのオヤジも社長やから。
M:何やられてるんです。
巨:クスリ屋。
M:薬局?
巨:いや、問屋。病院とかに。
M:金持ちなわけですね。
巨:いや、問屋やから、利益率低いやん。二、三パーセントやん。だから百億売っても、二、三億やろ。
M:要するに、金持ちなわけですね。
巨:はは。そやね。人の不幸で飯食ってる。で、午前中会って、昼飯食いながら話そうかって。その後、早稲田の事務所で打ち合わせがあったから。
M:何の打ち合わせ?
巨:次の仕事の。VPを撮るから、その打ち合わせで。その後は新宿で別件。明日がさ、『zoku』の追撮なのよ。
M:え、追撮するんですか。
巨:そ、ちょっと残ってて。まあ、言っても一、二時間ぐらいの。欲しいなっていうのを撮るだけで。その後、アフレコで終わり。明日で終わり。編集も九割くらい終わってるから。それをはめ込めば。
M:じゃあ、十二月にずいぶん作業が進んだわけですか。
巨:そう、本当は年内に終わらせたかったんだけど、役者のセリフが合わなくて。とりあえず試写会を、四月の三週目か四週目。八丁堀のリトルシアターで。それは身内と、後は協賛を募るために多くの方々に来てもらって。
M:シャッチョさんたちに。
巨:そう。
M:シャッチョさん、シシャカイジョ、コッチデスヨって。
巨:それを二日やろうと思って。あれ、狭いのよ、リトルシアターって言うぐらいだから。四十席くらい、四十弱くらいかな、補助席入れて。だから、六十人くらいか。後はボランティアで宣伝活動してくれる人がいれば、その人たちも招待して、タダで見せる、と。その後、どっかで。ちょうど知り合いが配給会社で働いてるから、そこにも持っていこうかなって。今のところ、順調と言えば順調やね。
M:ガス・ヴァン・サントがまた面白いの撮ったみたいですよ。『エレファント』路線で。
巨:最近映画観てないんよね。今日観ようかなって思ったんだけど。
M:『SAYURI』観ました?
巨:『SAYURI』観た。
M:どうでした。
巨:くそ。みそくそ。
M:あの終わり方が?
巨:終わり方云々はいいんやけど、もう、最初の十分で寝ようと思ったもん。まず、何がイチバン腹立つかって言ったら、媚びすぎ、日本人役者がハリウッドに。もうそれが腹立った。おまえら媚びすぎ、って。日本人として恥ずかしくないのかって。
M:役所広司がね。
巨:くそや。くそ役者や。
M:英語へただし、他に演技で何か出来たわけでもなく。
巨:誰もあれ理解できないって言ってたよ、あの英語。何言ってるか分からないって。『SAYURI』のこと思い出すだけでも腹立つよ、俺は。
M:俺も驚きましたよ、あのオチ。
巨:誰やったっけ、監督。
M:ロブ・マーシャル。
巨:『シカゴ』や『シカゴ』。
M:『シカゴ』は好きですよ。『SAYURI』もミュージカルにしちゃえば良かったんですよ、どうせなら。
巨:まずタイトルがダメやろ。『SAYURI』にした時点で終わってる。まず、あれ舞台が京都やん。一応、京都やろ。あれを京都としないんで見るんやったら、まだええわ。パラレル・ワールド的なものとしてね。
M:火星とか。
巨:こりん星とかね。
M:俺はそうとしか見られなかったですよ。ミヤコって言われても。
巨:だけど、あのロブ・マーシャルっていう馬鹿監督がさ、俺って日本分かってるんだよっていうのが鼻につくやん。
M:よく調べてありますからね。
巨:俺、日本詳しいよっていうのが、ものすごく鼻について。でも、まったく分かってないぞって。去年のワーストワンや。今日は『博士の愛した数式』を観ようと思って。
M:『阿弥陀堂だより』よかったですもんね。
巨:小泉さん(*1)はいい映画撮る。さすが黒沢に教育されただけのことはある。
M:『雨あがる』もそう。落ち着いてますよ。現代人に阿ってなくて。
巨:『雨あがる』なんて侍の話やん。なのにチャンバラがなかったやん。だから、それがビックリした。その時点で勝ちや。もしかしたら、脚本はもっと先があったのかもしれないけど。
M:一応、達人の話ではありましたけどね。
巨:『有頂天ホテル』もちょっと観たい。
M:俺は三谷幸喜が嫌いなんですけど、あそこまでバカを徹底されると面白そうですよね。
巨:でも役所広司が出てるからさ、なんかね。
M:いや、役所広司は大丈夫ですよ、日本映画は。
巨:でも、『SAYURI』であんなことやられたらさ。俺、役所広司は好きやったのよ? でもさ、『SAYURI』であんなことやられるとさ、嫌いになるよね。
M:真田広之なら違った気がする。
巨:一緒やって。三船敏郎なら違った。
M:出ますかね、あの脚本で、三船が。
巨:出ないかも分からん。
M:メチャクチャですよ。日本が舞台で、ずっと英語で芝居するじゃないですか。で、アメリカ人が登場すると、齟齬が発生するはずじゃないですか。なのに、無視して普通に英語で会話が続いてしまう。
巨:すごいよな。本当、パラレル・ワールドや。
M:やっちゃいけないことを、一つずつ丁寧にやっていった感じですよ。
巨:はは。
M:『zoku』の後は、何するか、もう決めてるんですか。
巨:決めてる、決めてる。いつ撮り始めるかも。
M:夏くらいからですか。
巨:夏前からかな。でも、その前に鮭山くんが一本撮るのよ。十年ぶりくらいに。知らないけど、俺、プロデューサーらしいわ。
M:サーモンさんは、映画人であることを世に知らしめるわけですよね、改めて。二人とも、今年は何かと動きのある年でいいですね。
巨:そうね。去年は何やってたかな。ああ、仕事ばっかりしてたのよ。作品撮りはしてなかったけど。今年は占い的にも運気がいい年なのよ。
M:じゃあ、クボタ・ショックを起こしてもらいたいですね。いい意味で。ライブドア、最低ですからね。
巨:でも、ホリエモンもかわいそうよね。あんなん、絶対亀井が仕向けてるんやって。元警察官僚やもの。
M:そうかもしれないですね。面白いけど。最近ってネタがないニュースっていうのは流されてしまいますよね。
巨:なるほどね。
M:だってこないだ判決あった宮崎勤の事件なんて、インパクト薄いですもんね。
巨:薄かったね。もう慣れたんやろね。
M:あの事件の後、我々はストーカーブームと酒鬼薔薇ブームを通り過ぎ、免疫がついてるわけですから。宮崎勤なんて、ああ、こんな人いるよね、っていう感じで終わり。
巨:統計的にはさ、四、五十年前に比べて、日本は性犯罪減ってるのよ? ただマスメディアが盛んになって、いっぱいあるって感じるだけで。
M:イジメ問題でそれをよく考えますね。昔のイジメの方がよっぽどエゲツないに決まってますもんね。
巨:ああ、エゲツない、エゲツない。かわいいもんや、今のなんて。イジメ問題は絶対に映画にしてやる。
M:やるんですか。
巨:もう脚本も半分くらいできてる。あのね、ちょっとエグすぎて途中でやめてるんだけど。

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(*1)小泉さん:小泉堯史監督。







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