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> 森美術館「六本木クロッシング2010展:芸術は可能か?」
【カテゴリー:アート report】 (2010/06/20) Twitterでつぶやく

森美術館で7月4日まで開催の「六本木クロッシング2010展:芸術は可能か?」

照屋勇賢の「さかさまの日の丸」で始まるところまでは良かったけれど、Chim↑Pom作品が整然とショーケースの内側に収められていて、まるでポコチンを抜かれたAV男優のようで悲惨だった。

teruya.jpg 照屋勇賢「さかさまの日の丸」

ぐるりと会場を回ると、最後、参加アーティストが「芸術は可能か?」の問いに答えるインタビュー映像が流れていた。これが実にくだらない(※こちらでも観られる)。

「芸術は可能か?(Can There Be Art?)」はダムタイプの古橋悌二が放った言葉で、展示会全体のテーマにもなっているのだけれど、これを表面的にとらえるならば可能だと“言える”に決まってはいる。しかし、それをあえて問うた故・古橋悌二はアートの「実効性」こそを問うたのではないのか。芸術は解釈の仕方、理解の仕方次第では誰かにとって確かに可能だろう。しかし、芸術による「救い」や、芸術による「社会への影響力」は、果たして可能であるか。あるいは、自慰行為以上の何かでありえるか。あちら側へ、届いているのか。

参加アーティストの受け答えを聞いていて、僕は次のような印象を覚えた。これらのアーティストたちにとって、「芸術は可能か?」の問いはまったくクリティカルではない、と。もはや芸術しか残されていない、ここに一縷の望みを託すしかないのだ、といった差し迫った様子は見受けられなかった。別に、芸術に対して必ずしも古橋のようなスタンスで臨む必要はないと思うが、だとすれば、「芸術は可能か?」のテーマは空回りしたか、アーティストの選択に失敗したということだろう。

ダムタイプの「S/N」(1995年)の記録映像は、さすがに(本人の発した問いなのだから当たり前だが)「芸術は可能か?」の問いがその核を射抜いていた。古橋らの属性やバックグラウンドに伴う苦悩は、芸術で解決するわけではなかった。しかし、それでも彼らは一縷の望みを芸術に託す。芸術は可能か、と問い続けながらも。

今回の展示会で、原初に立ち返りたかったのであれば、「芸術とは何か?」から始めるべきだったろう。芸術とは何か、がまったく自明でない中、芸術は可能かの問いはナンセンスだと僕は感じたし、これらのインタビュー映像を観て、やはり不毛だったのだと再確認した。むしろ、「芸術は不可能か?」と尋ねた方がよほどアクチュアリティがあったのではないか。





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