東京芸術史 ~作家インタビューと、現代アート情報 

東京芸術史

作家インタビューと、現代アート情報

作家たちとの会話と、現代アートをめぐる批評的?あれこれ / 東京芸術史とは?






  ▼exHibitIOn



    art link

     ポータルetc
      ・ARTiT
      ・A&A Review
      ・web complex
      ・批評の庭
      ・Kalonsnet
      ・10+1
      ・artscape
      ・CINRA.NET
      ・artgene
      ・LOAPS
      ・SHIFT
      ・e-days
      ・moonlinx
      ・white-screen

      ・TAB
      ・TAP
      ・art-index
      ・TAM

      ・ART遊覧
      ・美術犬(I.N.U.)
      ・エフエム芸術道場

      ・YOMIURI
      ・asahi.com
      ・毎日
      ・産経
      ・artnews
      ・searchina
      ・artforum
      ・artnews

     個人
      ・fogless
      ・フクヘン。
      ・イルコモンズ
      ・田中功起
      ・アート・バムス
      ・水野亮
      ・〈100次元〉
      ・幕内政治
      ・宮村周子
      ・R70
      ・青い日記帳

     etc



カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -


リンク


カテゴリー


検索フォーム




> スポンサーサイト
【カテゴリー:スポンサー広告】 (--/--/--) Twitterでつぶやく

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。






 / このエントリー単体のURL





> 『ようやっていけてるなあって』(巨匠:08/10/11)
【カテゴリー:巨匠との会話】 (2009/01/12) Twitterでつぶやく

巨匠 top page



巨匠(以下巨):今年は年初めからテレビをはじめてってところから始まってるわけやん。2008年は。それが『スリーカウント』につながった。
maki abramovic(以下M):今年ですか?
巨:去年の年末やな。11月ぐらいから打ち合わせしてて。
M:テレビ埼玉でやるようになった経緯を聞いてませんでしたね。
巨:それは、知り合いが、7、8年ぐらい付き合いがある知り合いがいて。飲み友達や。でも、仕事は一回もしたことがなくて。それで「今度テレタマで番組始めるんです」って話があって「構成台本を書いてくれないか」と。そういう話になって。それで、テレタマやから、そんなに予算もないから、本当小遣い程度やけどって話やってん。
M:ほう。
巨:それで、その人飲み友達で、一回も仕事したことがなかったから「じゃあ、いいですよ」って感じで年末にスタートした。で、それをワンクールやって、次のクールもやろうってことになって、企画を変えて始めた。
M:プロレスありきで?
巨:いや、なしなし。違う。最初は格闘技番組やった。総合格闘技の番組やった。
M:総合格闘技っていう枠はあったんですね。中身を書いてくれと。
巨:そうそう。バラエティ番組がいいと。で、構成台本を書いて、演者はだれだれって決めて。それが3か月ワンクール終わって、次のクールは女の子だらけの番組にしたいっていう話になって。
M:その手の仕事はやったことがあったんですか?
巨:あるある。TVK、テレビ神奈川とかで。でも、おれはもうテレビやんねえって決めた人間なのよ。
M:テレビ神奈川はいつごろの話ですか。
巨:いつかな。まだ早稲田にいるころかな。
M:へえ。
巨:もう、テレビはつまんないからね、基本。でも、古い知り合いやったから、いいですよって。
M:でも、映画につながって良かったですね。
巨:そう。だから、2クール目になって、女の子がいろんなことにチャレンジするって番組になって、3クールに進んだ。で、7・8・9月のクールをどうしようかっていう打ち合わせがゴールデンウィークのころに入るのよ。
M:映画と連動させよう、みたいな。
巨:そうそう、そこで。
M:そういう提案したのは誰なんです?
巨:おれおれ。
M:自分で。
巨:で、毎週毎週しめきりやろ。しんどいねん。リサーチもかけなあかんし。しんどいから、休みたかったのよ、正直。7・8・9月のクールを。で、2クール目の数字が良かったから、次もお願いしますって感じやったんやけど、でも、休みましょうと。どうせ、やっても、大してプロモーションとして成立してないから、どうせだったら、同じおカネ使うんだったら、映画やりませんかって話にしたの。最初はそのレベル。最初は連ドラやろうっていう、30分の連ドラ。ただ、それやと、連ドラやとおカネがかかると思ってたのよ。
M:元とれるか分からない。
巨:テレビだから元取れない。じゃあ、映画がいいんじゃないって話になって。で、そこで止まってたんやけど、井上京子のネオ女子プロレスを見に行くっていう企画を番組で作って、皆で観に行って。おれも初めて。
M:はは。すごい番組ですね、それ。
巨:最初に女の子たちはネオ道場にいって、すると、ベルトをかけた試合がメーンにあるっていう流れで。
M:ははは。楽ですね。その回。
巨:うん。で、そういう流れがあって、その時、井上京子がものすごい素晴らしいことを言った。復帰戦何試合目かなのよ。ずっと休んでて。そこで松尾永遠選手からベルトを獲って。それで、「もう女子プロはダメだ」と。「若い選手も出てこない。誰もいないなら井上京子がまたやるぞ」と。「もう一回頑張る、いいのか」と。
M:若い力はどうなってる、みたいな。
巨:そうそう。それ聞いたときに、熱くなるのよね、ああいう瞬間って。後楽園で聞くと。その瞬間に、「女子プロやりましょう」と。それで番組と連動させて、女子プロレスラーとしてデビューする人間だけをキャスティングしてっていう風にして、それも番組で追いましょう、と。プロモーションもやりましょうって企画をつくって、ボンって出した。そしたら乗ってきて。脚本も1週間ぐらいで書いて、それが通って動き出した。
M:なるほど。
巨:それで、7・8・9月のクールを休んで映画をやって、10月からまた番組が始まったんやけど。
M:入ってんの?
巨:おれは入ってない。
M:いい感じに自分のものにして去りましたね。
巨:大きな枠はおれが決めてんねん。10・11・12月のクールも。映画のプロモーションの一環ていうのと、女の子たちがプロレスラーとしてデビューするまでの道筋と。映画の公開も含めて。
M:映画の公開は決まったんですか。
巨:決まった決まった。でも、まだ言えないのよね。12月19日にまずやることは決まってる。
M:どれぐらい?
巨:1日だけ。それは1日だけ。テレビの最終回に合わせて。ついに完成しました。試写会しましたっていうのを。
M:最終回の放映前に。
巨:そうそう。だから、来年の夏か秋ぐらいやろな。ま、『スリーカウント』はそういう流れ。その間に次の企画をずっと打ち合わせが続いてたのよ。地獄やったよ、8月9月と。
M:撮影と。
巨:撮影と通常業務とで。2週間ぐらい完全に動けなかったから。現場で。そのあおりが、終わったら大変やった。死ぬかと思ったね。


(中略)


M:『スリーカウント』は、どれぐらいの期間撮影したんですか。
巨:ぜんぜん。全部で10日ぐらいかな。
M:それは、誰かが決めちゃうんですか。
巨:予算、予算、こっちで決めた。
M:当初の、企画段階ぐらいのものはできたんですか。
巨:いや、どうやろな、まだつなげてないからな。どうだろう。
M:でも、まあ、作り続けてれば宣伝になりますからね。
巨:そうそう。
M:何もやらないと、世間に対して何のアピールになりますもんね。巨匠はやることがあるから、いいな、と。
巨:ねえ、おかげさまで。
M:トモケン(※小林さんの所属するjestsquipのメンバー。この日の昼、makiはトモケンの展示会を見てきた)だって、苦労はちがえど、展示会ができるんだからいいですよ。小林さんみたいに「来年の4月に」とか「まだギャラリーが決まってない」とか、だって7月にギャラリー探ししてるの同行したんですよ? 何やってたんだと。7、8、9月。
巨:ま、仕事に追われてたんやろう。
M:いや、ほんとあの人たちは、イマドキじゃないんですよ。もちろん、良い意味で僕はとらえてますけど。トモケンは良い作品つくるんですよ。だったら、ホームページあったらいいじゃないですか。ファンができたら、それを見て繋げるじゃないですか。で、きょう「まだホームページ作ってないの?」って聞いたら「作れないんです」って。「分かってるんですけど。そっからなんですよね、分かってるんです、そっからですよね」って。何年も前から同じ話。だから、いろんなものがすべてハードル高いんですよ。
巨:なるほど。おれみたいに「とりあえずやってみよう」というタイプじゃないんだ。
M:人間関係を合理的にハンドリングするとか、ホームページを作るとか、そういう今の10代ならチョロっとできちゃいそうなことが、できないんですよ。
巨:すごいな。
M:でも、良いですよ。あの人たち。作品も。


※9月に巨匠監督の映画『zoku』がDVDレンタル&セル開始


巨:今年も終わるぞ。早いなあ。前、いつ会った?
M:前は、『スリーカウント』の話は全然なかったんですよ。
巨:じゃあ、今年は(録音)やってないんだ。
M:何か新しい映画を年明けに入る動きが、もう、あるんですよね。『スリーカウント』の編集やりながら、次の話が動いている。
巨:なあ! ずっとね、『zoku』がDVDになって、そのDVD出した会社と何かやりましょうって話はあったのよ。自分のところのコンテンツが欲しいみたい。で、やりましょうって言ってて。去年の終わりぐらいかな。
M:順調じゃないですか。
巨:順調というか、まあ、『zoku』が着地したから。
M:DVD出して。
巨:去年の暮れは何も決まってなかったから。3月ぐらいに決まったから。
M:キャリースマイルもデビューして、じゃあ、何やるかっていうところが今じゃないですか(※2人はキャリスマのライブ前に録音している)。
巨:そうやねえ。
M:インディーズですしね。
巨:音楽は大変やからな。
M:まあ、あそこがインディーズ・レーベルって分かってるじゃないですか。で、一応、取材の時に僕はいじわるでマネージャーに「メジャーデビューでいいんですか」って聞くわけですよ。すると「いいんじゃないですか」って。
巨:ははは。
M:でも、僕はメジャーじゃないって分かってるから原稿では「CDデビュー」ってしておくわけです。でも、流通にのるわけだし、メジャーか何てどうでもいいんですよ。
巨:今は境ないよ。やっぱ、売れるか売れないか。難しいよ。
M:CD出すころは、タイアップあったじゃないですか。割と。
巨:あったね、フットサルのとかね。
M:オリコンとかタワレコの新人のとか。でも、その後ですよね。
巨:こないだ(キャリスマと)会った時に、どっかのタイミングで、レーベルをやめないといけない時もあるし、皆を裏切らないといけないタイミングくるから、しっかり裏切れよって話はした。そうじゃないと、今のままだと、あたらんからって。そういう話をした。
M:早く?
巨:いや、まだ、いいんじゃない。ま、CD出せたっていうのは確かに一つの達成やし、大きいから。
M:でも、これから音楽で食べないといけないから。
巨:おれ自身、食えてることが不思議。ほんと不思議。ようやっていけてるなあって、毎日のように思うね。いつ死んでもおかしくない。
M:巨匠みたいに最初からそういう形で入って(経済的な面を並行して考えて創作活動を)やっている人たちって、いないからね。
巨:いない。
M:キマグレンぐらい。
巨:ははは。何、キマグレンって。
M:確か、キマグレンは海の家やりながらCD出してるんですよ。
巨:へえ。
M:ビジネスやりながら。
巨:なるほど。まあ、映画の世界は難しいけどね。でもね、それなりにコバカにされながらやってきたわけやん。才能あるなし以前に、作り続けてきて、それが結果的によかったという話。
M:こうして考えると、会社作ったのは大きかったですね。
巨:ほんとよかった。
M:だって、会社作る前は、正直映画撮れてない時期でしたもんね。
巨:なかったからね。ていうか、仕事に追われてたから。今は会社になったから、外注っていうのが普通に通用するようになった。あと、最初のきっかけでいうと、やっぱ事務所を開いたっていうのが大きかった。フリーのときに。
M:ああ。
巨:まだ、会社じゃない時に、箱を作った。早稲田に事務所を作ったときに、大きく変わったもんね。付き合いが。「ああ、事務所あるんですか」って周りから。「ちゃんとして頑張ってるんだ」っていう風に見える。フリーだけど。で、その後、渋谷に来て、会社にしたら、ますます信用ができてきた。まあ、コツコツやってきたからっていうのもあるんやろうけど。それで実績もできてきたし。
M:そういう面もありますよね。実態が何かっていうのと別のところで。
巨:そうそう。やっぱ見え方は重要視される。だから、でかかったよな。最初は無理して開いたから、あがりで入ったって感じやけど、それが結果として良かった。お客さん呼べる場所ができた。付き合いの幅が広がった。展開としては、事業を大きくしていかなければならないっいうぐらいなもんだわ。
M:いや、でも、小説に置き換えていうと、目標ていうか、日本には本当に新人賞に出すっていう窓口しかないのって思うんですよ。
巨:ちょっとね、かっこいい言い方をすると、映画もそうやけど、あの、小説なんかも、賞のためにあるわけじゃないし、賞のために映画があるわけじゃない。いつかそこに行くっていうレベルやと思ってんのよ、おれ。
M:だから、僕は今、そこのところを何も考えずにやってるんですよ。書きあがったら、焦る必要はないんですけど、その後どうしようかな、と。入口の話なんですけど。
巨:出そうと思えば、いくらでも出せるやん。流通のっけるだけなら。
M:自分で作って、流通のっけるだけなら簡単なんですよ。
巨:そう、簡単簡単。
M:カネさえ出せば。で、自分で売っていくのもありかな、と。
巨:やっぱりね、重要やで。流通にのっけるのって。
M:その、文芸誌っていうのを、読むんですよ? それなりに。でも、そこで小説を読むことはないんですよ。
巨:うんうん。
M:だいたい、対談とか批評とかなんですよ。技術論的な。小説は載ってるじゃないですか。でも、10も20も載ってるじゃないですか。あんなの読む人が一般人にいるのかなった。
巨:いなくはないやろうけど、多くはないと思う。
M:パッケージとして、あれがあるわけじゃないですか。雑誌という形で。あのパッケージが有効なのかなって思っていて。
巨:芥川賞も直木賞も載るし、とか。
M:まあ、ネットっていうのは誰でもできるから、逆にやっても意味がないっていうのもあるんですけど、でも、やはりやれる場所なんですよ。
巨:うんうん。でも、重要なのは、自分に協力してくれるものがあるっていうことの方が重要やと思う。
M:まあね。
巨:だから、100万あるからどうのこうのっていうんじゃないと思う。100万かけて、どっかの文芸社でもいいし、そういう所を使って流通のせれたっていう方が重要やと思うわ。そこからやからね。
M:そういうやり方ね。
巨:自分で作って自分で出すっていうのも重要やけど、ただ、説得力は低いよな。
M:少しでも(カネを出版社に)出させるっていう。
巨:そうなると、前もっての評価が必要になってくるから。難しいというか、門がせまくなる。
M:まあまあまあ。
巨:ま、世に出すっていうことの方が重要やと思うけどな。物を作ってる人間としては。
M:今書いてるのを仕上げたら、そういうことも考えようかな、と。
巨:模索の時期やな。
M:最近、文章を書くことと小説を書くことの違いは分かってきた気がする。
巨:なるほど。おれも通ったからね。で、その後、プロモーションに対してとか、より多くの人に見てもらうためとか、そういう方向にスライドしていくやろうし。
M:ううん。
巨:そういう意味では、キャリスマは立派やもんな。第一歩としてはものすごくいいと思う。

巨匠 top page







 / このエントリー単体のURL



  





シノハラとの会話
        →シノハラとの会話


海里との会話
        →海里との会話


小林さんとの会話
        →小林さんとの会話


巨匠との会話
        →巨匠との会話


▼ サイト内人気記事




キーワードで記事検索


Plug-in byまる。hi


※当サイトは、作家インタビューと、現代アート情報 から構成されています。

展覧会、アートイベント情報、アートWEBサイトのフォロー

だけでなく、

現代美術めぐる批評的?言説や、アート関係本の書評

も盛り込もうと(多分)心がけています。



copyright © 2005 東京芸術史 all rights reserved.
Powered by FC2ブログ. / PHPウェブログシステム3 / ネットマニア


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。