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> 『百二十パーセント自分で(2)』(巨匠:05/11/23)
【カテゴリー:巨匠との会話】 (2005/11/23) Twitterでつぶやく

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『百二十パーセント自分で(1)』に戻る

巨匠(以下巨):映画監督として成立するためのプロセスっていうのはいくつかあるんだけど、一つが助監督として下積み積んで監督デビューするっていう。
maki abramovic(以下M):定番の。
巨:で、一つが学生の時に撮った作品とか自主制作で撮った作品が『ぴあ』とかでグランプリを撮って劇場デビューするパターン。で、もう一つが、最初役者とかやって、名前売って映画監督になる。
M:竹中直人とか。
巨:そうそう。とにかく大体この三つなんよね。もしくは脚本家からデビューするとか。そうじゃないと、なれなくはないけど、なりにくいのよ。で、俺はそんなんを全部なくして、映画撮ろうとしたのよ。
M:どうやってです。
巨:自分で金を用意するか、人に金を出させるか、どっちか。で、自分で出すより人に出させた方がいいやん。そうなった場合、映画学校卒業してからバイトを探す場合に、経営者に近いバイトに就こうと。社長が現場に来るような。
M:それで社長と仲良くなって。
巨:今は、社長の名刺を三百何枚か持ってる。
M:名刺、役に立ちます?
巨:ものすごい役に立つよ。で、今、三百人くらい社長知ってて、一人五万ずつくらい集めれば、千五百万くらいになるかなって。元々そういう流れで来てて、今はそういった社長から映像の仕事を受けたりして。
M:『ZOKU』も、そういうのに関係してるんですか。
巨:ううん、あれは遊びやったんよ、最初は。
M:金はどうしたんですか。
巨:俺が出した。
M:予算は。
巨:全然かかってないよ。ギャラ払ってないから、純粋に制作費だけ。
M:でもフィルム回してるんでしょ。
巨:いや、あれはビデオ。DVX100(*1)っていう、パナソニックのがあって。業務用のカメラ。それの大きいのだと『スターウォーズ』とか撮るやつで。まあ、『スターウォーズ』はソニーのカメラみたいだけど。
M:そのDVX100っていくらするんです。
巨:六十万くらい。ま、いつも仕事ではそれで撮影するから。
M:じゃあ、テレビドラマくらいのクオリティって考えていいんですか。
巨:うんうん。でも、それよりまだフィルムに近い。24Pとかで撮れる。
M:なんですか、その「ピー」ってのは。
巨:映画のフィルムって一秒は24コマなのよ。で、テレビって30コマなのよ。
M:24と30で、何がどう変わるんですか。
巨:画質が圧倒的に違う。24の方がフィルムっぽい。つまり、粗いっていうか。
M:30Pの方が流れがいいってことですか。
巨:流れ、……そんなことないよ。……まあ、30Pで撮ったとしても、フィルムっぽい。
M:…………。
巨:とはいえ、『ZOKU』も完成させたら、協賛を募ろうかなとは思ってる。
M:公開する劇場は決めてるんですか。
巨:まだ。
M:何箇所でやるんです。数箇所回るんですか。
巨:とりあえず一箇所。一箇所で、何クールかやった方が格好はええやん。安さで言うと、中野とかシモキタとか。
M:渋谷だとどこでやるつもりなんすか。
巨:目指すはユーロスペース(*2)やけどね。
M:社長会みたいなのに定期的に参加してるわけですか。
巨:そう。映画監督が行くと喜ばれるよ。
M:これから制作が自分で資金繰りしてやっていくサイクルが築ければいいですよね。出資者に口出させずに。
巨:塚本晋也(*3)って監督がいるやんか。あの人のスタイルが一番理想的やねん。
M:どういうスタイルです?
巨:あの人もほとんど自主作品なんやけど、自分カメラやって美術やって編集もやってっていう。百二十パーセント自分で作品作ってる。それでいて浅野(忠信)くんやらが出たりして。
M:あの監督とやりたいっていう俳優多いですものね。
巨:興行的には失敗してる作品多いけど。
M:最近はデジタル機材が手軽になってきてるから、そういうことは可能になってきてるんじゃないですか。ロバート・ロドリゲス(*4)みたいなのもいるし。数十万でやっちゃって。
巨:『エル・マリアッチ』ね。あれ、よくできてるよなあ。

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(*1)DVX100:http://panasonic.biz/sav/camera/ag-dvx100a/ag-dvx100a.html
(*2)ユーロスペース:http://www.eurospace.co.jp/
(*3)塚本晋也:映画監督。87年に「ぴあフィルムフェスティバル88」グランプリ。『鉄男(1989)』、『六月の蛇(2002)』など。俳優としても評価は高い。
(*4)ロバート・ロドリゲス:映画監督。92年に7000ドルで『エル・マリアッチ』を制作。他『スパイキッズ』シリーズ、『デスペラード(1995) 』など。







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